研究デザイン

PAPER Column
Dariusz SankowskiによるPixabayからの画像

みなさん日々のお仕事お疲れ様です。

本日は論文紹介をお休みして、研究のデザインについてまとめていこうかと思います。

私はただの理学療法士であり、研究者ではないため、詳しいことはわかりませんが、知っている限りのことを書かせていただきます。



介入研究と観察研究

まずざっくりと臨床研究は介入研究と観察研究に分かれます。

これは研究する側が介入(治療、投薬等)するかどうかです。

介入研究の場合は対象集団を各群(介入群と非介入群)に分けるときに無作為に割り付けているかどうかでランダム比較試験(RCT)と非ランダム化比較試験(non-RCT)に分かれます。

介入研究は治療などの効果を調べるのに有効です。

成り行き任せに観察していく場合は観察研究となります。

観察研究は要因と結果の関係性を調べるのに有効です。

介入研究

非ランダム化試験は割付がランダムではないためエビデンスレベルが低くなります。

ランダム比較試験はエビデンスレベルが高い反面、研究費用や、時間がかかると言われています。

普通の病院に勤務していて、一人でできるような研究ではありません。

我々普通のセラピストはこのRCT論文を探して、臨床に活用することが重要です。

しかし、このRCTを臨床応用するときに医療現場では批判的吟味ということをしなくてはいけないのです。

吟味をするための評価バッテリー(STROBE,CONSORT)もあるのですが、私はそこまでやったことがありません。

そのうち何かの機会にできればと思います。



観察研究

観察研究には観察の仕方によってさまざまな種類に分かれます。

まずは比較対象があるかないかで分析的研究か記述的研究かに分かれます。

記述的研究は

『こういう患者さんにこんな治療したら改善しました』

みたいなものです。

エビデンスレベルは高くありませんが、これも立派な研究であり、このような研究の蓄積が大きな研究につながることもあります。

さて一方の分析的研究は観察のタイミングで分かれます。

ある一つのタイミングで要因と結果を調べたものは横断研究です。

複数回のタイミングで要因と結果を調べたものは縦断研究です。

縦断研究はさらに、

要因を評価して与えられる結果を調べていくのが前向き研究、

結果から要因を探るため時をさかのぼって調べるのが後ろ向き研究があります。

これはケースコントロール研究とも呼ばれるみたいです。

ちなみに前向き研究はコホート研究といわれることがあります。

しかし、コホートとは古代ローマの歩兵という意味らしく、対象の母集団のことを指します。

ということは、後ろ向きも前向きも対象の母集団が歩兵くらい集まればコホート研究になります。

これは調べるものによって書き方違うので私自身もしっかりとわかっていません。

終わりに

ということで今回は研究のデザインについて書きました。

論文を紹介しているくせに研究デザインのことについてよくわかってないみたいな意見の方いらっしゃるかもしれません。

卒論もさぼりがちで、研究という研究をしてこなかった『つけ』が回ってきているようです。

詳しい方はぜひ教えていただければと思います。

本日も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。



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