メタアナリシスとシステマティックレビューについて

PAPER Column
Dariusz SankowskiによるPixabayからの画像

みなさん日々の業務お疲れ様です。

今回は臨床疑問(clinical question:CQ)を解決するうえで重要な

『メタアナリシスとシステマティックレビュー』

について書いていこうかと思います。

  • メタアナリシス

過去に独立して実施された複数の研究結果を集め、統計学の手法を用いて統合して、全体としてどのような傾向が見られるかを解析する研究方法です。

  • システマティックレビュー

明確なCQに対して、適切な研究を同定、選択、評価を行うことで作成するレビューになります。

この時にどうやって同定したとかを明確に示す必要があり、批判的吟味を行う必要があります。

レビューするにあたって結果を統計的に統合して解析する必要がある場合はメタアナリシスが必要になるということもあります。

システマティックレビューの中にメタアナリシスがあるといえます。

  • エビデンスピラミッド

エビデンスにはレベルがあり、下記のようにピラミッドで表現されることがあります。

エビデンスピラミッド

メタアナリシスとシステマティックレビューはエビデンスピラミッドの中でも上のほうにいます。

これらを統合してガイドラインというものが作成されます。

このガイドライン、システマティックレビュー、メタアナリシスは2次研究とも呼ばれ、過去の研究を統合し、臨床適応していくものになります。

ちなみに前回紹介した介入研究と観察研究は1次研究となります。



私が思うこと

我々“臨床家”は、日々の臨床において出てくるCQを解決しなければなりません。

それには“研究者”が出してくれている研究を臨床に落とし込むということが必要です。

私が今思うのは、若い時からやっていればよかったということです。

なのでこれからは若手が見て日々の臨床力が向上するような内容を書けるように、PAPER をPiCKSしていきたいと思います。

終わりに

最後になりますが理学療法士協会からもガイドラインが出ています。

2021年は2010年に出された理学療法ガイドラインの改訂版が出されるみたいです。

このコラムでも取り上げていこうかと思います。

若いセラピストはぜひぜひ見ていただければと思います。

理学療法ガイドラインについて患者様に聞かれたら答える義務があると言われるくらい大切です。

本日も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。



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